コミュニケーションツールとの連携

Slackなど、外部のAPIと連携することで、コミュニケーションツールのグループで投稿された内容を容易に印刷することができます。例えば、「印刷」という⾔葉を投稿したとき、そのチャットグループで⼀番新しいPDFや画像データを印刷するBOTを作成することもできます。

漫画やイラストなどのコンテンツの販売

Epson Connect APIでは、利⽤者の端末にデータを保存することなく印刷を実⾏することができます。例えば、漫画やイラストなどを購⼊すると、所定のプリンターが動き、購⼊した漫画やイラストが印刷されるWebアプリケーションを作成することも可能です。これにより、購⼊者に電⼦データを保存させずに作品を受け渡すことも可能になります。

イベントの名札の印刷

画像⽣成のWebアプリケーションにEpson Connect APIを組み込むと、参加者の端末で⽂字を打ち込んでもらうだけで完成資料を印刷することが実現されます。例えば、イベントの名札の配布シーンで利⽤できます。イベント⽤名札の背⾯画像とレイアウトをあらかじめ⽤意しておき、来場した参加者に名前を⼊⼒してもらうと、Epson Connect APIを通してその場で名札を作成することができます。

①　認証
②　印刷ジョブ作成
③　印刷ファイルアップロード
④　印刷実行

① 認証

まず、あなたが正式なユーザーであることを証明するフェーズです。正しいID（クライアントID）とパスワード（クライアントシークレット）を指定してください。同時に、どのデバイスを利用したいのかをメールアドレスで指定します。正しいユーザーであると確認が取れたら、利用できる鍵となる文字列（アクセストークン）と印刷先の指定に必要なデバイス識別番号（デバイスID）が送られます。

② 印刷ジョブ作成

デバイスに、印刷する準備をしてもらうフェーズです。①で受け取ったあなたのアクセストークンとデバイス識別番号（デバイスID）を指定し、該当するデバイスに印刷の準備をしてもらいましょう。アクセストークンとデバイスIDが正しいことが確認されると、印刷の通し番号(印刷ジョブID)と印刷データをアップロードするURIが送られます。

③ 印刷ファイルアップロード

印刷ファイルをアップロードするフェーズです。②で受け取ったURIにファイルをアップロードしましょう。ファイル名の指定の仕方などの詳細は仕様書でご確認ください。アップロード成功時のレスポンスはありません。

④ 印刷実行

最後に、印刷を実行します。①で受け取ったあなたのアクセストークンとデバイス識別番号(デバイスID)、②で受け取った印刷の通し番号(印刷ジョブID)を指定し、印刷の実行を指示しましょう。

①　認証
②　スキャン宛先登録
③　スキャン実行

① 認証

まず、あなたが正式なユーザーであることを証明するフェーズです。正しいID（クライアントID）とパスワード（クライアントシークレット）を指定してください。同時に、どのデバイスを利用したいのかをメールアドレスで指定します。正しいユーザーであると確認が取れたら、利用できる鍵となる文字列（アクセストークン）とスキャン宛先登録に必要なデバイス識別番号（デバイスID）が送られます。

② スキャン宛先登録

デバイスに、送信する宛先を登録するフェーズです。①で受け取ったあなたのアクセストークンとデバイス識別番号（デバイスID）を指定し、該当するデバイスに宛先登録してもらいましょう。アクセストークンとデバイスIDが正しいことが確認されると、送信された宛先情報が指定したデバイスに宛先として登録されます。

③ スキャン実行

最後に、スキャンを実行します。お手元にあるデバイスで「ホーム」 → 「スキャン」 → 「スキャン to クラウド」を選択します。登録されている宛先一覧に、②で登録した宛先が表示されている事を確認しましょう。②にて登録した宛先を選択し、スキャンを実行します。